作曲家兼プロデューサーのキム・ヒョンソク氏(写真)が英国オックスフォード大学が選定する世界のアーチストに選ばれた。
同大学のチョ・ジウン教授率いる研究チームによると、同大学は今年「人文学部・ケロッグカレッジ訪問プログラム」を新設し、キム・ヒョンソク氏を世界のアーチスト6人の1人に選ばれた。Kポップの発展を導いた「革新的なアーチスト」という理由からだ。
同大学は、このプログラムで世界的なアーチストたちを招待し、同大学の学者たちと創作や研究を共にするよう支援している。今年から毎年下半期(7~12月)に10人前後を選定する予定だ。選定されたアーチストたちは訪問期間に訪問学者の資格でオックスフォード内の多くのカレッジで多くの現地学者と交流し、コンファレンスなどにも参加する。
キム氏は人工知能(AI)とKポップについて特別講演と演奏を担当する予定だ。来月4日、オックスフォード大学ウルフソンカレッジで講演し、自分が作曲したKポップ曲を教職員の前で直接演奏することにした。キム氏は、チョ教授の研究チームとハングルの世界化やAIと韓流の融合などについて共同研究する計画だ。
キム氏は今年7月、同大学のシェルドニアンシアターで特別講演とミニコンサートを開き、韓国語普及のため、大学側に自身が作曲した1400曲余りの使用を許可した。当時、チョ教授と共に作ったハングル学習のための曲「カナダラソング」も公開した。17世紀に建てられたシェルドニアンシアターで講演したアジアのポップアーチストは、キム氏が初めて。
趙은아 achim@donga.com