尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国政支持率が再び10%台に下がった。先月末に初めて10%台の支持率となり、今月第1週に17%で最低を記録した後20%を維持していたが、3週間ぶりに再び下落に転じたのだ。
韓国ギャラップが29日に発表した11月第4週の世論調査結果によると、尹氏の職務遂行に対する肯定的評価は19%で、先週比1ポイント下落した。保守の核心支持層である大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)地域で先週より1ポイント減の40%で、与党「国民の力」の支持層(50%)でも9ポイント下落した。
否定評価は先週と同じ72%で、回答者はその理由として「経済・民生・物価」(15%)、「金建希(キム・ゴンヒ)夫人問題」(12%)、「外交」(8%)、「意思疎通の不足」(7%)などを挙げた。「金夫人問題」は先週より2ポイント下落したが、依然として最上位に位置し、「佐渡島の金山」追悼式問題による「外交失敗」の指摘で、「外交」が先週より3ポイント増加した。
尹氏は任期後半、「格差打開」など民生政策を推進する方針を掲げたが、短期間に支持率を反発させるには力不足という指摘が出ている。大統領室関係者は同日、記者団に対し、「支持率を厳しく見て、国民の信頼を取り戻せるよう日々最善を尽くす」と話した。
黃炯? constant25@donga.com