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大雪がやむと突然の寒波、今日ソウルは強風の中で氷点下2度

大雪がやむと突然の寒波、今日ソウルは強風の中で氷点下2度

Posted November. 30, 2024 08:52,   

Updated November. 30, 2024 08:52

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韓半島を襲った大雪が止んだ29日、突然寒波が襲った。同日午前、江原道(カンウォンド)地域の最低気温が氷点下16度以下に下がるなど、全国のほとんどの地域が厳しい寒さに見舞われた。気象庁は、「週末にしばらく気温が上がるだろうが、来週、中部地方を中心に雨や雪が降った後、本格的な冬の寒さが訪れるだろう」と予報した。

29日、気象庁によると、同日、江原道横城郡(フェンソングン)の朝の最低気温は氷点下16.3度まで下がった。平昌郡(ピョンチャングン)も氷点下14.8度まで下がった。首都圏でも、朝の気温が大幅に下がった。ソウルの朝の最低気温が氷点下6.8度まで下がり、京畿道楊平郡(キョンギド・ヤンピョングン、氷点下10.7度)、驪州市(ヨジュシ、氷点下9.4度)など京畿南部圏にも厳しい寒さが訪れた。南部地方も、朝の最低気温が慶尚北道安東市(キョンサンブクド・アンドンシ)で氷点下5.7度、大邱(テグ)が氷点下2.5度、光州(クァンジュ)が氷点下2.5度など、その大半が氷点下だった。

突然の寒波は、韓半島の北側に位置する大陸高気圧から冷たい風が流れ込んで発生した。気象庁のコン・サンミン予報分析官は、「韓半島の上空5キロの付近に、氷点下40度以下の冷たい空気が通っている」とし、「風まで強く、体感温度はさらに低かった」と説明した。

30日は前日より気温が小幅上昇するが、依然として氷点下になるものと予想される。同日の朝の最低気温は氷点下6度まで下がり、日中の最高気温は6~14度と予報された。特に中部地方を中心に寒波が猛威を振るうものと見られる。ソウルの朝の最低気温は氷点下2度、京畿道坡州市(パジュシ)は氷点下6度、江原道鉄原市(チョルウォンシ)は氷点下5度などだ。風も強く、秒速20メートル(時速約70キロ)以上のところもあると予想される。

来月1日は気温がやや上がるが、2日、中部地方を中心に雨や雪が降った後、再び寒くなる見通しだ。気象庁は、来月3~9日は朝の最低気温が氷点下7度まで下がり、昼の気温は1~12度になると予想した。

今年の冬は、平年に比べて気温が乱高下すると見られる。蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)地球環境都市建設工学科のイ・ミョンイン教授は、「気温を下げる要因と高める要因が、互いに力比べをしている様子だ」とし、「地球温暖化とラニーニャ現象が交互に影響を及ぼし、寒波と異常高温現象が繰り返されるだろう」と話した。


朴晟鎭 psjin@donga.com