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キウムの金慧成、KBOがMLB事務局にポスティングを要請

キウムの金慧成、KBOがMLB事務局にポスティングを要請

Posted December. 05, 2024 08:28,   

Updated December. 05, 2024 08:28

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金慧成(キム・ヘソン=25、キウム、写真)の米大リーグ進出のための正式手続きが始まった。

キウムは4日、「韓国野球委員会(KBO)に、金慧成に対するポスティング(非公開競争入札)を正式要請した」と明らかにした。これを受け、KBOも米大リーグ事務局に金慧成のポスティングを要請した。金慧成は5日午後10時から30日後の来年1月4日午前7時まで大リーグ30球団と入団交渉を行うことができる。

金慧成が大リーグ球団との契約が実現すれば、キウムは2014年の姜正浩(カン・ジョンホ、ピッツバーグ・パイレーツ)、2015年の朴炳鎬(パク・ビョンホ、ミネソタ・ツインズ)、2020年の金河成(キム・ハソン、サンディエゴ・パドレス)、昨年の李政厚(イ・ジョンフ、サンフランシスコ・ジャイアンツ)に続き5人目のメジャーリーガーを輩出することになる。

MLB.comも、金慧成のポスティングニュースを早速報じた。MLB.comは、「金慧成はキウムで8年間通算.304の打率と3割6分4厘の出塁率を記録し、2021年の46盗塁を含め7シーズン連続で20盗塁以上を記録した」とし、「センターラインの内野手として優れた守備能力を持っている。二塁手としてゴールデングラブを2度受賞し、2021年にはショート部門でゴールデングラブを受賞した」と紹介した。金慧成はKBOリーグ史上初めて遊撃手と二塁手部門の両ポジションでゴールデングラブを受賞した。

金慧成は昨年新設されたKBO守備賞でも、今年まで2年連続で二塁手部門の受賞者に選ばれた。今季に打率.326を記録した金慧成は、2017年に1軍デビューして以来初めて二桁の本塁打(11本)も記録した。

金慧成の新天地としてはアメリカンリーグ西地区のシアトル・マリナーズが取りざたされている。MLB.comは、「マリナーズは金慧成に関心を持ち続けてきた。今年、マリナーズの二塁手としてプレーした選手たちは、打率.209にOPS(出塁率+長打率)0.658、三振率27.1%を記録した。金慧成がKBOリーグ通算3819打席で記録した三振率は16.3%に過ぎない」と伝えた。ボストン・レッドソックスやジャイアンツも金慧成に関心を示している。「MLBトレード・ルーマーズ」は最近、金慧成の年俸を3年2400万ドル(約339億ウォン)と予想した。

金慧成は先月29日、ロサンゼルスに渡り、所属事務所のCAAが用意した練習場で体作りをしながらポスティングに向けて準備してきた。CAAは大リーグの日本人スーパースター、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の所属事務所でもある。

金慧成は先月26日、KBO授賞式で「ビッグマーケットチームかスモールマーケットチームかはあまり気にしていない。ただ、ポスティングのオファーがあったチームの中で、自分がたくさんプレーできるチームかをよく考えなければならない」と話した。


李憲宰 uni@donga.com