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韓首相「戒厳文書に閣僚全員が署名せず」

韓首相「戒厳文書に閣僚全員が署名せず」

Posted December. 12, 2024 08:30,   

Updated December. 12, 2024 08:30

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韓悳洙(ハン・ドクス)首相は、「非常戒厳」宣布直前の3日夜に開かれた閣議について、「多くの手続き的、実質的な欠陥があったと考える」と話した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の非常戒厳宣布関連文書に自身を含む閣僚全員が副署しなかったとも話した。憲法によると、大統領の国法行為に関する文書には首相と関係閣僚が副署することになっており、当時の閣議をめぐる違法性論議も起こる見通しだ。

韓首相は11日、国会本会議場で開かれた「尹錫悦大統領の違憲的な非常戒厳宣布内乱行為に関する緊急懸案質問」で、「3日夕方、大統領室に到着した後、(非常戒厳宣布計画を)認知した」とし、「尹大統領が戒厳をすると言ったので、これは一人、二人が(決定)できることではないと考え、閣議を開くことを提案した」と述べた。

そして、「(閣議出席者)全員が(戒厳に)反対し、心配した」とし、「私も心配して反対した。大韓民国の経済、そして対外的な信用に甚大な支障をもたらし、国民の受容性もないだろうと申し上げた」と主張した。

韓首相は、与党「国民の力」韓東勲(ハン・ドンフン)代表との共同国政運営案を話し合ったのかという野党議員の追及には強く否定した。7日、弾劾案の採決の前に韓代表と会って共同国政運営案を話し合ったのかという革新系野党「祖国革新党」の曺国(チョ・グク)議員の質問には、「誤解が多いようだ」とし、「(韓代表が発表した共同国政運営案を)私は見たこともない」と述べた。そして、「大韓民国は憲法と法律によって運営される。個人によって運営されない」と強調した。


金志炫 jhk85@donga.com