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トランプ氏「北朝鮮の介入でウクライナ戦争がより複雑になった」

トランプ氏「北朝鮮の介入でウクライナ戦争がより複雑になった」

Posted December. 14, 2024 08:24,   

Updated December. 14, 2024 08:24

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トランプ次期米大統領が、「北朝鮮の介入でウクライナ戦争がより複雑になった」とし、「しかし、私だけが北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記を相手にすることができる」と述べた。

トランプ氏は12日(現地時間)に公開された米誌タイムの「2024年今年の人」選定記念インタビューで、「正恩氏を相手にする人は私だけだ」と強調した。インタビューは先月25日、フロリダ州の私邸「マール・ア・ラーゴ」で行われた。

同誌によると、トランプ氏は「ウクライナをあきらめるのか」という質問に、「私は合意に到達したい。唯一の方法はあきらめないこと」とし、「ご存知の通り、北朝鮮が介入して非常に複雑になった」と話した。また、「しかし、私は正恩氏をよく知っており、うまくつき合っている」とし、「私がどれほど良い事をするか示す」と自信を見せた。当選後、ロシアのプーチン大統領と接触したことがあるかという質問には答えなかった。

トランプ氏は中東紛争についても、「イスラエルのネタニヤフ首相は、私を非常に信頼している」とし、「私が戦争を終わらせたいということをネタニヤフ氏が知っていると考える」と述べた。ただ、「ネタニヤフ氏を信頼するか」と尋ねると、「私は誰も信じない」と答えた。

一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルは、「トランプ氏がウクライナのゼレンスキー大統領と会って、終戦構想案として『欧州平和維持軍のウクライナ駐留』などを提案した」と報じた。同紙によると、トランプ氏は7日、フランス・パリで開かれたノートルダム大聖堂の再開を記念する式典に出席した際、フランスのマクロン大統領、ゼレンスキー氏との3者会談で、関税カードで中国に圧力をかけ、ロシアを説得するという意見などを提示した。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com