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野党「尹大統領は11月に10回遅刻出勤、警察が偽警護」

野党「尹大統領は11月に10回遅刻出勤、警察が偽警護」

Posted December. 14, 2024 08:25,   

Updated December. 14, 2024 08:25

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が11月の1ヵ月間、約10回遅刻出勤したという主張が国会から出た。李鎬永(イ・ホヨン)警察庁長職務代行は、「(搭乗者を知らない車両に対する)偽装警護用の隠語がある」とし「偽装除隊」だと明らかにした。

最大野党「共に民主党」の尹健永(ユン・ゴンヨン)議員は13日、国会行政安全委員会の全体会議でこのような情報提供があったとして李庁長職務代行に対し「11月の1ヵ月間、(大統領)警護処が警察に漢南洞(ハンナムドン)の官邸から龍山(ヨンサン)執務室まで警護を要請した回数が何回か」と尋ねた。これに対して李氏は、「通勤と動く度に引き続き警護を要請する」と答えた。李氏は、「毎朝9時が出勤時間だが、その時間に警護要請をしなかったことがあるか」という尹議員の質問に対し、「事実関係を確認をしなければならないが、(出勤時間に警護要請をしなかったことは)ないと思う」と答えた。

これに対して尹議員は、「(午前)9時に偽の警護車両が出発し、時には11時、または午後1時にも別の警護車両が出発した。これが常識に合致するのか」と再度尋ねた。李氏は「警察は交通管理を中心にしており、事実関係の確認は難しい」と答えた。尹議員は「なぜ難しいのか。警察が偽の警護車両を呼ぶ隠語まで使っていることを知らないのか」と追及した。李氏が「隠語はある」と言うと、尹議員は「それがまさに偽警護ではないか」とし、「大統領が酒を飲んで遅れて出るのを、出勤しているかのように国民を欺くのではないか」と叱責した。李氏は「偽装警護は警護手法の一つであり、(警察は)搭乗者を知らない」と再度釈明した。これに対して尹議員は「偽の出勤車両があれば問題を提起しなければならない。月に10回ずつ遅刻するのをサポートする警察がどこにあるのか」と指摘した。

李氏は、「偽の出勤警護に使う警察内の隠語は何か」という民主党の楊富男(ヤン・ブナム)議員の質問に対し、「『偽装除隊』という隠語を使う」と答えた。さらに「この状況が浮き彫りになった後、隠語があることを初めて知った」と付け加えた。


金鎬卿 kimhk@donga.com