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LG電子、AI基盤モジュラー住宅「スマートコテージ」を初供給

LG電子、AI基盤モジュラー住宅「スマートコテージ」を初供給

Posted December. 16, 2024 08:30,   

Updated December. 16, 2024 08:30

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LG電子は15日、人工知能(AI)の家電と冷暖房空調(HVAC)の技術を集約したモジュラー住宅「LGスマートコテージ」をSMエンターテインメントに供給したと明らかにした。企業間取引(B2B)と企業と消費者間取引(B2C)を合わせて、SMエンターテインメントがLGスマートコテージの「最初の顧客」となった。

LGスマートコテージとは、都市近郊や地方に「セカンドハウス」を簡単に構築できる住宅だ。エネルギー消費量を減らすことができるLG電子のヒートポンプのHVACシステムとAI家電を基本オプションとして備えており、屋根付き太陽光オプションを選択すれば、必要なエネルギーの多くを独自に生産する。また、モジュールの構造体と建具、配線、浴室など資材の70%以上があらかじめ製作後配送されるので、既存の鉄筋コンクリート工法比工事期間を最大50%以上短縮できる。

江原(カンウォン)SM研修院に供給される今回のスマートコテージは、SMエンターテインメントの役職員の教育やワークショップの空間として活用される予定だ。内部には、LG電子の洗濯乾燥機「ウォッシュタワーコンパクト」等、プレミアムAI家電を備えている。スマートドアロックやホームカメラなど多様なモノのインターネット(IoT)機器も採用されている。LG電子はこれを皮切りに、スマートコテージを企業・団体に供給するB2B取引を増やしていく方針だ。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com