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李在成が2ゴール、マインツが「巨艦」バイエルンを撃沈

李在成が2ゴール、マインツが「巨艦」バイエルンを撃沈

Posted December. 16, 2024 08:52,   

Updated December. 16, 2024 08:52

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李在成(イ・ジェソン=32、マインツ)がマルチゴールを決め、「ブンデスリーガの巨艦」バイエルン・ミュンヘンを下した。今季リーグ開幕13試合で無敗を記録していたキム・ミンジェ(28)の所属チーム、バイエルンは今季初黒星を喫した。

マインツは15日に本拠地で行われたバイエルンとの今季ブンデスリーガ第14節試合で2ゴールを決めた李在成の活躍で2-1で勝利した。前半41分、ペナルティーエリアに飛び込んだ李在成は、チームメイトがシュートしたボールがバイエルン選手の体に当たって屈折し、自分の前にこぼれると左足で蹴り込んで先制ゴールを決めた。バイエルンの中央DFキム・ミンジェは、ボールだけを見ていたため瞬間的に侵入した李在成を逃した。李在成は後半15分にはペナルティーエリア中央でスルーパスを受けた後、左足のターニングシュートでチームの2点目を決めた。後半42分、バイエルンのレロイ・サネが1ゴールを決め、李在成の追加ゴールがこの試合の決勝ゴールになった。

今季、ブンデスリーガ4、5号ゴールを相次いで決めた李在成は、5試合(4得点2アシスト)連続で攻撃ポイントを記録した。李在成は第10節のドルトムント戦と第11節のホルシュタイン・キール戦で1ゴールずつを決めた。第12節のホッフェンハイム戦と第13節のヴォルフスブルク戦ではアシストを1つずつ記録した。李在成が攻撃ポイントを上げた最近の5試合で、マインツは4勝1敗を記録した。李在成が1試合で2ゴールを決めたのは、昨シーズンの5月12日に行われたドルトムントとのブンデスリーガ試合(3-0、マインツ勝利)以来7ヵ月ぶりとなる。李在成は今季、レギュラーリーグとDFBポーカルなどで計14試合に出場し、5ゴール3アシストを記録している。

ブンデスリーガ事務局は、李在成を同日の試合の最優秀選手(MVP)に選出した。ブンデスリーガ事務局は「李在成が大活躍でマインツを勝利に導いた。彼はバイエルンのMFとDFを絶えず苦しめた」と評価した。ブンデスリーガ歴代最多優勝(33回)チームのバイエルンは、今季開幕14試合目で初敗北を記録した。前日までバイエルンは13試合でリーグ最少失点(10失点)で10勝3分けを記録していた。バイエルンがマインツに敗れたのは、昨年4月のブンデスリーガ試合で1-3で負けて以来1年8ヵ月ぶりのこと。李在成は試合後、「バイエルンを相手に2ゴールを決めるのは簡単なことではない。得点チャンスが来た時、落ち着いて決めようと努めた」と話した。

今回の試合は、代表チームの同僚である李在成とキム・ミンジェのシーズン初対決だった。二人は過去、韓国プロサッカーKリーグ1(1部)の全北(チョンブク)で同じ釜の飯を食べながら2度のリーグ優勝(2017、2018年)を経験した。李在成とキム・ミンジェがフル出場した中、マインツのホン・ヒョンソク(25)が後半39分に途中出場し、韓国選手3人がグラウンドに一緒にいる場面もあった。

李在成は同日、最高の活躍を見せたが、キム・ミンジェは守備で物足りなさを残した。サッカーデータ専門サイトの「SofaScore」は、李在成には両チームの先発選手の中で最も高い8.3点を与え、キム・ミンジェには最も低い6.3点を与えた。ドイツメディア「アーベント・ツァイトゥング」は「キム・ミンジェは初失点の場面であまりにも消極的だった」と指摘した。


鄭允喆 trigger@donga.com