8人組のK-ボーイグループ「Stray Kids」が、米ビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」で、6度目のトップとなった。これは、Kポップの世界化を牽引したグループ防弾少年団(BTS)とタイ記録だ。
米ビルボードは21日(現地時間)、チャート予告記事で、Stray Kidsのニューアルバム「HOP」がアルバム販売枚数で18万7000枚を記録し、「ビルボード200」のトップとなったと明らかにした。Stray Kidsはこれで、2022年に発売した「ODDINARY(オーディナリー)」と「MAXIDENT(マキシデント)」などに続き、今回の「HOP」まで6度目のビルボード200の1位となった。
ビルボードによると、ビルボード200に初入りして以来、6つのアルバムが連続で1位を記録した事例は、チャート69年の歴史上、Stray Kidsが初めてだ。彼らはまた、BTSやリンキンパーク、デイブ・マシューズバンドと肩を並べ、2000年以降ビルボード200で最も多い1位となったグループにもなった。
Stray Kidsは、所属事務所のJYPエンターテインメントを通じて、「このように歴史的記録を達成できるようにしていただいたファンの方々に本当に感謝し、とても嬉しい。世界中のファンからこれほど多くの愛を受け、光栄だ」と明らかにした。
Stray Kidsは、2022年にミニアルバム「オーディナリー」でこのチャートで初のトップとなった。同年、ミニアルバム「マキシデント」、2023年に3枚目のレギュラー「★★★★★(ファイブスター)」とミニアルバム「楽スター(楽-STAR)」、2024年はミニアルバム「エイト(ATE)」で5度目の1位についた後、今回再びこのチャートでトップとなり、2年ぶりに6度目のトップとなった。
Stray Kidsは、今回の新しいアルバムで、グループ名の略字「SKZ」にヒップホップを合成した「SKZHOP HIPTAPE」という形式とジャンルを前面に出した。アルバムには、タイトル曲「Walkin On Water(ウォーキン・オン・ウォーター)」をはじめ、8人のメンバーのソロ曲まで計12曲が収録されている。
これまで、「ビルボード200」で1位となったKポップ歌手は、BTSやStray Kids(各6回)をはじめ、ATEEZ(2回)、SuperM、BLACKPINK、TOMORROW X TOGETHER(TXT)、ニュージーンズ、TWICEの8組だけだ。
サ・ジウォン記者 4g1@donga.com