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Kウェブトゥーンが年間売上高2兆ウォンを突破、3年で倍増

Kウェブトゥーンが年間売上高2兆ウォンを突破、3年で倍増

Posted January. 04, 2025 08:19,   

Updated January. 04, 2025 08:19

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「ジョンニョン:スター誕生」「照明店の客人たち」「私の夫と結婚して」…最近ドラマ化され人気を集めているウェブトゥーンだ。知的財産権(IP)を基盤に他のジャンルにまで影響力を拡大している韓国ウェブトゥーン産業は6年連続で成長し、初めて年間売上高2兆ウォンを突破した。

文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院が2日発刊した「2024年ウェブトゥーン産業実態調査」報告書によると、2023年度のウェブトゥーン産業の総売上高は前年度(1兆8290億ウォン)より19.7%増加した2兆1890億ウォンだった。2020年に1兆ウォンを突破して以来、3年で2倍に増えた。ウェブトゥーン業界の売上は、関連実態調査を始めた2018年以降、毎年増加している。実態調査は、ウェブトゥーンプラットフォーム(11)、ウェブトゥーン制作会社・スタジオ(236)に対する調査を基に、総売上を推計する方法で行われた。

ウェブトゥーンプラットフォーム、制作会社、作家らの海外進出も活発に行われている。2023年のウェブトゥーンの海外売上を地域別に見ると、日本の割合(40.3%)が最も大きく、次いで北米(19.7%)、中華圏(15.6%)、東南アジア(12.3%)、欧州(8.2%)の順となった。

ウェブトゥーンの売上の大部分はプラットフォーム(64.4%)で発生した。業界の成長に比べ、クリエイターの収入は低い方だった。2023年に作品を連載した経験のある作家の平均年収は4268万ウォンで、前年(6476万ウォン)より2208万ウォン減少した。平均収入が減少した原因は、ウェブトゥーンスタジオなどに所属し、労働契約を結び、会社員のように月給を受け取って活動する作家が増えたことにある。脚本、作画、ストーリなど作家ごとに活動分野が細分されていることも影響したという。


キム・ギユン記者 pep@donga.com