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デビュー戦で先発勝利のファン・ジュンソに先輩柳賢振が増量をアドバイス

デビュー戦で先発勝利のファン・ジュンソに先輩柳賢振が増量をアドバイス

Posted January. 04, 2025 08:56,   

Updated January. 04, 2025 08:56

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「この映像をファン・ジュンソ選手のご両親が好きです」

ハンファの「怪物投手」柳賢振(リュ・ヒョンジン、38)は2日からファン・ジュンソ(20)らチームの後輩7人とともに日本の沖縄に「ミニキャンプ」を設け、来季への準備を始めた。柳賢振は後輩たちの滞在費の一部を支援する一方、食べ物は惜しみなく提供することにした。柳賢振のマネジメント業務を担当する「99コーポレーション」は練習を終えた選手が、鉄板焼き店で食事する動画を3日、インスタグラムに投稿した。映像には「ファン・ジュンソ太るプロジェクト」というタイトルがつけられていた。

ファン・ジュンソは2024年の新人ドラフトの時、全体1位でハンファのユニホームを着た左腕投手。ファン・ジュンソは昨年3月31日、大田(テジョン)でのホーム試合で5回1失点と好投し、ハンファ投手としては2006年の柳賢振以来18年ぶりにデビュー戦の先発勝利を記録した。ところが初勝利をおさめた翌日からファン・ジュンソには「第2の柳賢振」ではなく「第2の金広鉉(キム・グァンヒョン)」というニックネームが付けられた。ファン・ジュンソの体つき(187センチ・78キロ)が柳賢振(190センチ、113キロ)よりやや痩せている金広鉉(188センチ、88キロ)に似ているからだ。

相対的にやせた体格は体力問題につながった。4月までは速球の平均時速が141キロを記録したが、5月以降138キロに落ちたのだ。4月までは速球のうち10%程度が時速145キロ以上だったが、5月以降は1%水準に落ちた。その間、防御率も3.72から5.98に跳ね上がった。3回までは0.237だった被安打率も以後は0.328まで上がった。ファン・ジュンソは結局、2勝8敗1ホールド防御率5.38でシーズンを終えた。

このようなファン・ジュンソを一番気の毒そうに見守っていた先輩が柳賢振だった。柳賢振は「シーズン中に太る選手がいて痩せる選手がいるが、ジュンソはすごく痩せるスタイル」とし、「よく食べて太ってこそ力も出てスピードも出る」と話した。そして沖縄ミニキャンプ初日からファン・ジュンソの前に牛肉にエビまで持ってきて食べさせては、食べさせた。ファン・ジュンソに「またたくさん食べなければならない」とアドバイスした柳賢振も、デビュー当時98キロだった体重をプロ選手生活をしながらさらに増やしたケースだ。


黃奎引 kini@donga.com