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トゥトク抜けた興国生命がポーランドのマテイコを獲得 女子Vリーグ

トゥトク抜けた興国生命がポーランドのマテイコを獲得 女子Vリーグ

Posted January. 04, 2025 08:55,   

Updated January. 04, 2025 08:55

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プロバレーボールの2024~2025シーズンVリーグが折り返した。4日に予定されていたオールスター戦が国家哀悼期間で取り消しとなり、各チームは約1週間のブレーク期間中に後期の順位争いに向けた準備に取り組んでいる。

複数のチームが戦力の中核である外国人選手の入れ替えを断行した。女子首位の興国(フングク)生命は昨年12月、膝の負傷で戦力から離脱したオポジット・スパイカーのトゥトゥク(26・トルコ)の代替選手として同ポジションのマテイコ(27・ポーランド)を獲得した。開幕14連勝でチームの最多連勝記録を打ち立てた興国生命だが、トゥトゥクが戦力から抜けてから3連敗を喫した。

1日、チームに合流したマテイコは197センチの高い身長に攻撃とブロック能力が高いという評価を受けている。これに先立ってポーランド、フランス、ベルギー、スペインなど欧州リーグをあまねく経験しており、今季はルーマニアリーグで攻撃とブロックで上位圏に名を連ねていた。

興国生命は女子バレーボールの攻撃総合成功率1位の金軟景(キム・ヨンギョン=47.02%)が持ちこたえているだけに、マテイコがブロックラインで支えになってくれることを期待している。トゥトクもブロック2位(セット当たり0.759本)に名を連ねていた。リハビリのためにトルコに帰った来たトゥトクも、現在チームメイトたちと一緒に復帰を準備している。興国生命は2ヵ月以内にトゥトゥクとマテイコのうち1人を選択しなければならない。

興国生命と同じ悩みを抱えていた男子の大韓(テハン)航空も結局、シーズン開始を共にしたキューバ出身のヨスバニ(34)の復帰を選択した。シーズン序盤、ヨスバニが肩の負傷で欠場し、大韓航空は昨シーズンにチームでプレーしたマキシム(36・ロシア)を代替外国人選手として獲得した。

両選手の間で最後まで悩み続けた大韓航空はレギュラリーグ・チャンピオン決定戦統合5連覇挑戦のために攻撃力で優位にあるヨスバニを選択した。男子首位の現代(ヒョンデ)キャピタルとの前期最後の第3ラウンド試合で、大韓航空は0-3の完敗を喫したが、当時試合に出場したマキシムよりはヨスバニの方が良いという評価で意見がまとまったという。

大韓航空はアジアクォーター選手のアレフ(27・イラン)も昨シーズン、韓国電力でプレーしたリベロの 伊賀亮平(31・日本)に交代した。1位の現代キャピタル(勝ち点46)に10点差でリードされている2位だが、最後まで首位奪還に挑戦する意欲を示したものと受け止められる。

大韓航空のユニホームを脱ぐことになったマキシムも、直ちに三星(サムスン)火災で新しく出直すことになった。三星火災は3日、既存の外国人選手のグロズダノフ(31・ブルガリア)をマキシムに代えるすることにしたと発表した。三星火災は、Vリーグですでに能力が証明されたマキシムを高く評価した。前期を5位で終えた三星火災が中位圏に跳躍するためには、マキシムの活躍が切実だ。

このほか、女子最下位のGSカルテックスは負傷で離脱したアジアクォーター選手のワイラー(29・豪州)の代わりにベトナム出身のミドルブロッカーのトゥイ(25)を獲得した。前期の18試合で1勝に止まったGSカルテックスも、雰囲気を変えるきっかけが必要だ。


姜泓求 windup@donga.com