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首都圏で12センチの大雪、重い湿雪による被害の恐れ

首都圏で12センチの大雪、重い湿雪による被害の恐れ

Posted January. 06, 2025 08:40,   

Updated January. 06, 2025 08:40

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5日、ソウルなど首都圏と江原(カンウォン)地域を中心に大雪注意報が発令され、京畿道坡州(キョンギド·パジュ)市と江原道華川(カンウォンド·ファチョン)郡では1日で12センチ以上の降雪があった。ソウルを含むほとんどの地域では5日夜には雪が止んだが、京畿道南部・北東部など一部地域では翌日午前まで降雪が続く可能性がある。

気象庁によると、5日午前、大雪注意報が発令されたソウルなど首都圏と江原内陸・山間部を中心に1時間当たり1~3センチの大雪が降った。大雪注意報は積雪量が5センチ以上になると予想される場合に発令される。同日の1日間のソウル鍾路(チョンノ)区の積雪量は6.4センチ、京畿道坡州(キョンギド·パジュ)市12センチ、江原道華川郡12.9センチ(午後1時基準)だった。ソウルなど首都圏地域に出されていた大雪注意報は5日正午ごろ解除された。

気象庁は、京畿南部と北東部など一部の地域では6日午前まで雪が降り続くとみている。西海から流入する降水雲帯の影響で降った今回の雪は「湿雪」に該当する。湿雪とは水分を多く含み、よく固まって積もりやすい雪で、水分含量が少なく乾雪(軽い雪)より3倍ほど重いため、施設や人的被害に特別な注意が必要だ。

突然の大雪で、ソウルで車両衝突事故が相次ぎ、航空便が欠航するなど全国で被害が相次いだ。北漢山(プクハンサン)など4つの国立公園では131カ所の出入りが制限された。行政安全部は5日、中央災難安全対策本部1レベルを発動し、大雪危機警報レベルを「関心」から「注意」に引き上げた。


キム・ソヨン記者 イ・ソジョン記者 ksy@donga.com