孫興民(ソン・フンミン、33)がイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーでのプレーをさらに1年続けることになり、「新入生」梁民赫(ヤン・ミンヒョク、19)との同時出場への期待感も高まっている。
トッテナムは8日、クラブのインスタグラムに孫興民と梁民赫が一緒にトレーニングする映像を投稿した。梁民赫が室内練習場でマットに横になって体をほぐすと、孫興民が近づいて隣でストレッチをした。孫興民は練習の途中、梁民赫の頭を撫でたりもした。
昨年、韓国プロサッカー、Kリーグ1(1部)の江原(カンウォン)でプレーし、高校生としては初めてヤングプレーヤー賞を受賞した梁民赫は昨年12月、トッテナムに合流した。孫興民は最近、英メディア「ヘイタスTV」とのインタビューで「梁民赫がチームによく適応できるように手伝う」と話した。孫興民は主に左サイドFWとしてプレーしており、梁民赫の得意とするポジションは右サイドFWだ。トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督の選択によって、韓国出身の2人が同時にピッチを踏むことシーンも考えられる。
トッテナムの1年契約延長オプション発動で来年夏までトッテナムのユニフォームを着ることになった孫興民はクラブのインスタグラムを通じて「愛する」トッテナムにさらに1年所属することになり嬉しい」と語った。2015年8月にトッテナムに加入した孫興民は、今回の契約期間を含めれば、11年間トッテナムでプレーすることになる。孫興民は最近、不振に陥っているチームの順位を上げるために最善を尽くすという意気込みを伝えた。
トッテナムは8日現在、プレミアリーグ20チームのうち12位だ。孫興民は「(うちのチームは)地を蹴って再び飛び上がらなければならない」と強調した。ポステコグルー監督はリバプールとのカラバオカップ準決勝第1戦を翌日に控えて行われた記者会見で、「孫興民の目標はトッテナム経歴を優勝トロフィーとともに終えることになるだろう」と話した。孫興民はトッテナムでまだ優勝したことがない。
鄭允喆 trigger@donga.com