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野党「尹大統領が外圧の本体...捜査介入の徹底究明」 与党「判決に外圧説はない」

野党「尹大統領が外圧の本体...捜査介入の徹底究明」 与党「判決に外圧説はない」

Posted January. 10, 2025 09:21,   

Updated January. 10, 2025 09:21

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最大野党「共に民主党」は、チェ上兵殉職事件関連で抗命罪などで起訴されたパク・ジョンフン元海兵隊捜査団長(大領)が9日、1審で無罪判決を受けたことに対し、「事は必ず正しい方向に帰る。真実の勝利だ」と歓迎の立場を明らかにした。その一方で、これまで提起してきた「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の捜査外圧説」を取り上げ、「今、内乱の首謀者である尹大統領がどのように捜査に介入したかを究明しなければならない」と迫った。与党「国民の力」は、「判決を尊重する」としながらも、「今回の判決で『捜査外圧説』を裏付けるような内容は一行も出てこない」と反論した。

「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は、パク氏の無罪判決直後、「いくら隠そうとしても、真実は必ず明らかになり、最終的に勝利する」と述べた。李氏は、「この政権は、無念の死の真相を究明しろという国民の命令に背いた」と批判した。そして、「パク氏の事件は起訴できない事件を起訴し、多くの人に苦痛を与えた。起訴行為について厳正に調査して処罰しなければならない」と強調した。

同党の朴炅美(パク・キョンミ)報道官は書面記者会見で、尹大統領を「捜査外圧の本体」と規定し、「国政調査を通じて、そして特検を貫徹して、内乱の首謀者がどのように一人の兵士の死を葬り去ろうとし、一人の軍人の人生を破壊したのか徹底的に究明する」と述べた。

一方、「国民の力」の扈准錫(ホ・ジュンソク)報道官は論評を通じ、「裁判部は『キム・ゲファン海兵隊司令官(当時)がパク氏に移管保留命令を下したという具体的事実を証明することは難しい』と見た」とし、「『命令があったかどうか』自体が不明確なので、『抗命』と見ることができないということだ」と述べた。

そのうえで「民主党が扇動していた『捜査外圧説』とは全く違う内容」とし、「民主党は判決内容を誤魔化さず、過去の誤った扇動を謝罪しなければならない」と批判した。

ただ、「国民の力」内では、「大統領弾劾の局面で負担になる結果」と懸念する声も出ている。


アン・ギュヨン記者 キム・ソンモ記者 kyu0@donga.com