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次期米政権の安保担当補佐官「トランプ大統領はグリーンランドなどで軍事オプションを除外しない」

次期米政権の安保担当補佐官「トランプ大統領はグリーンランドなどで軍事オプションを除外しない」

Posted January. 14, 2025 08:39,   

Updated January. 14, 2025 08:39

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第2次トランプ政権の国家安全保障担当大統領補佐官に内定したマイケル・ウォルツ共和党下院議員(写真)が、デンマーク領グリーンランド、パナマ運河などへの武力使用の可能性を示唆したトランプ氏の発言を再確認した。また、トランプ氏とロシアのプーチン大統領との会談を準備していることを明らかにした。

ウォルツ氏は12日(現地時間)、米ABCに出演し、「国家防衛は軍最高司令官(米大統領)に最も重要な事項」とし、「(中国など)敵が安全保障を脅かす状況に耐えられない」と明らかにした。そして、「トランプ氏は米国を守るために決断を下す準備ができている」とし、「前任者とは異なり、どのような選択肢も交渉テーブルから除外しない」と強調した。

これに先立ち、トランプ氏は7日、グリーンランド、パナマ運河の所有のためなら軍事力の使用を排除しないという考えを明らかにした。ウォルツ氏も、国際社会で「不可侵領域」とみなされる他国の領土及び主権に対する侵害の可能性を示唆したものと解釈される。第2次トランプ政権の「米国第一」の根底に「膨張主義」があることを再確認したという指摘もある。

トランプ氏とプーチン氏の会談については「準備が行われている」とし、「数日または数週間以内に(両首脳の)電話会談があると予想する」と述べた。ただ、ウォルツ氏は、「ウクライナ戦争の停戦がいつ頃可能になると思うか」という質問には即答を避け、「一日も早く停戦が行われることを願う」と答えた。


申晋宇 niceshin@donga.com