李康仁(イ・ガンイン、24、左写真)が今年初のフランスのリーグ・アン試合でシーズン3アシスト目を記録し、パリ・サンジェルマン(PSG)の勝利に貢献した。
PSGは13日、フランス・パリの本拠で行われたASサンテティエンヌとの今季リーグ・アン試合で2-1の勝利を収めた。右MFとして先発出場した李康仁は前半13分、ウスマン・デンベレの先制ゴールをアシストした。サイドから李康仁のパスを受けたデンベレがペナルティーエリアの中までドリブルした後、左足シュートで得点した。李康仁はリーグ・アン2試合連続でアシストを記録し、シーズンアシストが3つ(6ゴール)になった。デンベレが前半23分にPKゴールを追加したPSGは、後半19分にFKで1ゴールを許したが、追加失点せずに勝利を守った。PSGはリーグ無敗行進を続けながら首位(勝ち点43、13勝4分け)をマークした。サンテティエンヌは16位(勝ち点16、5勝11敗1分け)。
李康仁は昨年12月11日、ザルツブルク(オーストリア)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)フェイズ試合以後、約1ヵ月ぶりにフル出場した。サッカーデータ専門サイト「SofaScore」によると、李康仁は同日、7本のキーパスを出し、パス成功率は94%だった。このサイトは、李康仁にチームで最も高い8.6点を与えた。
イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパーの孫興民(ソン・フンミン、33、右写真)は12日、敵地で5部のタムワースとFAカップ3回戦を行い、今季7アシスト目を記録した。トッテナムは孫興民ら一部の主力を先発から外した1.5軍で試合に臨んだ。しかし、タムワースの強い守備に阻まれ、正規時間を0-0で終えて延長戦に突入した。プレミアリーグチームがFAカップで5部以下のチームと延長戦まで行ったのは、トッテナムが歴代4番目だ。
トッテナムは延長戦開始とともに孫興民を投入した。孫興民は延長前半10分、突破の過程で相手選手に反則を受けてFKを得た。キッカーとして出たペドロ・ボロがシュートの代わりに前に出したボールをブレナン・ジョンソンが受けて中央に送ったが、タムワース選手の足に当たってオウンゴールになった。孫興民は延長後半2分には、デヤン・クルゼフスキのゴールをアシストした。孫興民のスルーパスを受けたクルゼフスキが左足シュートでゴールネットを揺らした。孫興民のシーズン記録は7ゴール7アシストになった。3-0で勝ったトッテナムは、FAカップ4回戦でプレミアリーグのアストンビラと対戦する。
レンガ職人とタクシー運転手など仕事をしながらプレーする選手たちで構成されたタムワースは、トッテナムを相手に気後れせず堂々と戦って注目を集めた。タムワースのMFトム・マクグリンチは、「驚くべき一日だった。残念ながら明日は職場に戻らなければならない」と語った。彼の職業はノッティンガム・トレント大学の講師だ。
鄭允喆 trigger@donga.com