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トランプ大統領、ハマスに人質全員の解放を要求

トランプ大統領、ハマスに人質全員の解放を要求

Posted February. 17, 2025 08:37,   

Updated February. 17, 2025 08:37


イスラム組織ハマスは15日、イスラエルの男性人質3人を解放し、その引き換えにイスラエルは収監していたパレスチナ人369人を釈放した。3人は2023年10月7日、ハマスに拉致されて498日ぶりに解放された。先月19日、双方の停戦合意後、6回目の交換だ。同日まで6回にわたり、イスラエルの人質24人が解放され、パレスチナ人約1100人が釈放された。

ハマスは10日に「イスラエルが停戦合意に違反した」として人質の解放を延期すると主張したが、トランプ米大統領が14日、「明日正午までに人質を解放しなければ強硬対応に出る」と圧力をかけ、イスラエルも強硬対応を表明したため、人質解放は予定通り行われた。

15日に解放された3人は二重国籍で、米国系イスラエル人のサグイ・デケルチェンさん(36)、ロシア系イスラエル人のアレクサンドル・トロウファノフさん(29)、アルゼンチン系イスラエル人のイエア・ホルンさん(46)だ。ハマスは解放直前に3人にパレスチナ人群衆の前で思いを述べさせた。その後、ガザ地区南部のハンユニスで国際赤十字社側に引き渡した。3人はその後、ヘリコプターでイスラエル最大の都市テルアビブに移動し、家族と会った。3人とも健康状態は比較的良好だという。

タイムズ・オブ・イスラエルなどによると、3人の娘を持つデケルチェンさんは、自身が拉致された2ヵ月後の2023年12月に生まれた末娘の名前を聞いた。デケルチェンさんは娘の名前がヘブライ語で「夜明けの幸運」を意味する「シャハル・マザル」だと妻に言われ、「完璧だ」と喜びを表した。デケルチェンさんは、ガザ地区近くのニルオズ集団農場(キブツ)で拉致された。2日前に初めて解放を伝えられたという。

トロウファノフさんは、自身が拉致された2023年10月7日、ハマスの攻撃で父親が死亡したことを聞かされた。トロウファノフさんは父親の死を知り、涙を流したという。

トランプ氏は同日、3人の人質解放の知らせを聞いた後も、ハマスに残りの人質を全員解放するよう再度迫った。トランプ氏は米東部時間15日の午後12時(日本時間16日午前2時)を人質の全員解放の期限とした。


林賢錫 lhs@donga.com