
昨年末に韓国の株式を保有している10人中4人は三星(サムスン)電子の株主であることが明らかになった。株式を多く保有している「大口」は、ソウル江南区(カンナムグ)に住む50代以上の男性だった。
17日、韓国預託決済院によると、昨年12月決算の上場法人2687社の株式所有者は1423万人だった。個人投資家が1410万人で全体の99.1%であり、法人と外国人はそれぞれ0.4%と0.2%だった。個人投資家が保有している株式は計580億株で、1人当り平均5.79銘柄の株式4112株を持っていた。
総合株価指数(コスピ)では、三星電子の株式を所有している投資家が566万7792人で最も多かった。全体個人投資家の40.2%に当たる規模だ。カカオが169万2086人で2番目に多く、ネイバー(90万7445人)やLGエネルギーソリューション(79万6061人)、ポスコホールディングス(78万2520人)などの順だった。コスダックでは、エコプロBM(55万2604人)とエコプロ(44万1779人)の所有者が最も多かった。
居住地と年齢、性別別に見ると、ソウル江南区に住む50代以上の男性が株式を最も多く保有していると分析された。江南区在住の50代の男性(3万4714人)が13億9087万株、60代の男性(2万187人)が10億215万株を所有し、1位と2位だった。1人当たりの平均株式所有は、江南区在住の60代の男性(4万9643株)が50代の男性(4万66株)を上回った。江南区在住の70代の男性1万781人も計5億3111万株を保有し、1人当たり平均4万9264株を保有した。居住地や年齢、性別基準で株式所有者の中で最も多いのは、京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)に住む50代の女性(4万4799人)と40代の男性(4万2943人)だった。
ホン・ソクホ記者 will@donga.com