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結婚を控えた20代の女性教師が5人に新しい生命を与えて死亡

結婚を控えた20代の女性教師が5人に新しい生命を与えて死亡

Posted March. 21, 2025 08:30,   

Updated March. 21, 2025 08:30


保育園の教師として働いていた20代の女性が、臓器提供で5人の命を生かしてこの世を去った。

韓国臓器提供院は先月27日、嶺南(ヨンナム)大学病院でイ・スルビさん(29、写真)が心臓や肺、肝臓、両側の腎臓を寄贈し、5人の命を救ったと発表した。

イさんは、旧正月連休中に両親に会うために故郷に移動する途中、車の中で意識を失って倒れ、病院に運ばれたが、意識を回復できず脳死状態に陥った。

イさんの家族は、回復が不可能だという医療スタッフの診断を受け入れるのが容易ではなかった。しかし、愛する家族が苦痛の中で去る代わりに、誰かの生命を生かす善良なことをしていくことを願う気持ちで、臓器提供を決心した。

大邱(テグ)で1男1女の末っ子として生まれたイさんは、両親に心配をかけたことがないほど心の優しい娘だった。いつも明るく笑う姿で、周りの人々からもたくさん愛された。大学で児童学を専攻後、保育園の教師として勤めたイさんは、子どもが泣くと本人がさらに心を痛めていた温かい心の先生だった。イさんは来年1月に結婚する予定の花嫁でもあった。

母親のクォン・ヨンスクさんは、「私の娘スルビ、あなたは私の人生において喜びであり、最高の幸せだった。後で天国でお母さんとまた会おう。この世で一番きれいな私の娘、イ・スルビ。愛してる」と最後の挨拶を伝えた。


パン・ソンウン記者 bbang@donga.com