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「ポスト・オミクロン」防疫案、早ければ15日に発表

「ポスト・オミクロン」防疫案、早ければ15日に発表

Posted April. 11, 2022 08:38,   

Updated April. 11, 2022 08:38

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防疫当局が明らかにした「社会的距離確保の全面解除」の時期(18日)が1週間後に迫った中、国内の新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向を見せている。政府は早ければ15日、「オミクロン」流行後の防疫案を発表する予定だ。

 

疾病管理庁によると、10日午前0時基準の1日の新規感染者は16万4481人。通常、新規感染者は毎週末、検査量が反映されて減少する傾向がある。これを考慮しても、1週間前(23万4265人)や2週間前(31万8070人)と比較して、感染者の減少傾向が明確に現れている。

このため、社会的距離の確保の全面解除の可能性に関心が集まる。政府は、△4~17日、1日平均の重症者数1300人以下、△集中治療室の稼動率65%などの条件を満たせば、18日から屋内のマスク着用を除く全面防疫解除が可能になると明らかにしている。この1週間、1日平均の重症者数は1111人で、集中治療室の稼動率は平均60.9%だ。

ただし、専門家たちは死者数が安心する水準ではないと指摘する。この1週間の国内の新型コロナウイルスによる死者数は2186人にのぼる。カトリック大学医学部の白舜英(ペク・スンヨン)名誉教授は、「毎日300人以上の死者が出ている状況であり、被害がとても大きい」とし、「介護施設で新型コロナウイルスに感染した人が死亡しないよう初期治療に努めなければならない」と話した。

一方、全国の保健所の選別診療所で行われていた迅速抗原検査(RAT)が11日から中止になる。最近感染者が減少し、専門家用RATを受けることができるクリニックが増えたことにともなう措置だ。選別診療所で60歳以上などの高危険群を対象にしたPCR検査は今後も実施される。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com