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韓国軍海兵隊が米・フィリピン合同軍事演習に初参加

韓国軍海兵隊が米・フィリピン合同軍事演習に初参加

Posted October. 01, 2022 08:55,   

Updated October. 01, 2022 08:55

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韓国の海兵隊が米国とフィリピンの海兵隊が主導する多国籍合同軍事演習に初めて参加する。海兵隊は30日、フィリピンのルソン島で10月3~13日に行われる「2022カマンダグ(KAMANDAG)演習」に中・大級規模(約120人)の兵力を派遣すると明らかにした。派遣兵力は1日、空軍輸送機(C130)でフィリピン現地に出発する。

カマンダグ演習は、米国・フィリピンの海兵隊が友好国間の合同作戦遂行能力を向上させるために2017年から実施している多国籍合同軍事演習。今年は韓国をはじめ、米国(約2500人)、フィリピン(約600人)、日本(約300人)の4ヵ国約3300人が参加し、米国とフィリピンの海兵隊の主要装備が投入される。カマンダグは、「海の戦士たちの連携」という意味を持つタガログ語の略語。

海兵隊は今回の演習期間、合同上陸作戦及び実射撃演習、海上・空中侵入演習などを実施する予定だ。海兵隊関係者は、「昨年、米・フィリピンの海兵隊が演習参加を提案した。1年間綿密に準備してきた」とし、「7千を超える島で構成されたフィリピンで、多様な上陸作戦の環境を経験し、米・フィリピンの海兵隊とノウハウを共有する一方、韓米同盟を強固にする契機になることを期待する」と明らかにした。

海兵隊は、世界最大規模の多国籍合同海上演習「リムパック(RIMPAC・環太平洋合同演習)」をはじめ、タイのコブラ・ゴールド、オーストラリアのタリスマン・セイバーなどの海外合同軍事演習を通じて、合同作戦遂行能力の向上と海外軍事協力の増進に貢献している。


ユン・サンホ軍事専門記者 군사전문기자