Go to contents

北朝鮮、2日間でミサイル発射に2416億ウォン使った…年間輸出額に匹敵

北朝鮮、2日間でミサイル発射に2416億ウォン使った…年間輸出額に匹敵

Posted November. 04, 2022 07:57,   

Updated November. 04, 2022 07:57

한국어

北朝鮮は、2日と3日の2日間でミサイル発射に最大1億7000万ドル(約2416億ウォン)を投入したと推定される。北朝鮮の9月の中国輸出額が1420万ドルだったことを考慮すると、年間の輸出額に匹敵する金額を2日間で使い果たしたのだ。

米シンクタンク、ランド研究所のブルース・ベネット上級研究員は2日、自由アジア放送(RFA)に、「短距離ミサイル1発に200万~300万ドルかかる」とし、北朝鮮が同日25発のミサイルを発射するのに5000万~7500万ドル(約711億~1067億ウォン)を投入したと推測した。北朝鮮は2020年以前、年間7000万ドル規模のコメを中国から輸入した。1日で年間のコメ輸入規模の予算を挑発に投入したのだ。

これに先立ち、韓国国防研究院は北朝鮮のミサイル発射費用について、大陸間弾道ミサイル(ICBM)は2000万~3000万ドル、中距離弾道ミサイル(IRBM)は1000万~1500万ドル、短距離弾道ミサイル(SRBM)と巡航ミサイルは300万~500万ドルが必要だと推算した。北朝鮮は3日、ICBM1発とSRBM2発を発射し、2日間で最大1億7000万ドルを使った計算になる。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com