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ソウル上岩洞に世界初「二輪交差の大観覧車」を設置へ

ソウル上岩洞に世界初「二輪交差の大観覧車」を設置へ

Posted December. 04, 2023 09:09,   

Updated December. 04, 2023 09:09

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早ければ2027年、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)に二つの輪が交差する「ツインホイール」形態の大観覧車が世界で初めて設置される。

ソウル市は3日、麻浦区のソウルワールドカップ公園内の平和の公園に、大観覧車「ソウルツインアイ」(仮称)の設置事業を本格的に推進すると発表した。ソウル市は今年3月、「グレート漢江(ハンガン)プロジェクト」の一つとして、上岩洞一帯に環状の大観覧車を設置する方針を明らかにしている。

ソウルツインアイは、直径が180メートルの大観覧車としてデザインされている。大観覧車には64個のカプセルが搭載され、1400人余りが一度に乗ることができる。英ロンドンの名所であるロンドンアイ(定員が800人)より大きい規模だ。ソウル市の関係者は、「二つの輪が交差するツインホイールの型の大観覧車は、世界で初めてだ」とし、「二つの輪を通じて、地震や風などに対する安全性を確保し、同時搭乗人数を増やして事業性を高めた」と説明した。

大観覧車の下には、公演場と展示場などの文化施設と飲食店などの利便施設を備えることにした。噴水ショーが可能な池、地下鉄6号線のワールドカップ競技場駅から大観覧車までをつなげるモノレールなども作る計画だ。早ければ2025年に着工し、2027年に完成する予定だ。

大観覧車の設置を推進する「ソウルツインアイコンソーシアム」(仮称)は、ソウル住宅都市公社(SH)などが参加するコンソーシアムだ。彼らは先月29日、ソウル市に大観覧車事業の内容を具体化する提案書を提出した。ソウル市のホン・ソンギ未来空間企画官は、「独創的なデザインを生かしながらも公共性を確保し、大観覧車がソウルの観光名所として位置づけられるようにする」と述べた。


チョン・ヘジン記者 sunrise@donga.com