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輸出もコロナショック、一日平均9.3%激減

輸出もコロナショック、一日平均9.3%激減

Posted February. 22, 2020 08:25,   

Updated February. 22, 2020 08:25

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年明けにせっかく反発の兆しを見せていた輸出が、新型コロナウイルス感染症(COVID19)という悪材料に会って再び揺らいでいる。事態が長期化すれば、今年も輸出不振から抜け出すことは困難だという恐れが出ている。

21日、関税庁によると、今月1日から20日までの輸出額は263億ドルで、前年同期比12.4%伸びた。輸出が回復したわけではなく、今月の操業日数(15.5日)が前年同期(12.5日)より三日も多かったからだ。これを反映した一日の平均輸出は16億9000万ドルで、昨年より9.3%減少した。今月に入ってから10日までの一日平均の輸出額が前年同期比3.2%減少したことに比べれば、減少幅がさらに大きかったことが分かる。

COVID19が拡散される前までは、輸出持ち直しを巡る期待が大きかった。先月の一日平均の輸出額は、2018年12月以降14ヶ月ぶりに増加に転じた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月20日、「2月からは輸出が月間基準でも増加に転ずるだろう」と自信を見せた。

しかし、COVID19で中国の操業停止が続き、特に中華圏との貿易規模が大きく萎縮している。操業日数が増えたにもかかわらず、今月1日から20日までの中国への輸出は前年同期比3.7%、シンガポールは26.7%減少した。3月以降の輸出状況も良くないだろうという予測が出ている。

中国から中間財を輸入して国内で生産を完了し、再び中国に輸出するサプライチェーンも揺れている。自動車部品供給などが行き詰まり、今月の中国向け輸入額は前年同期比18.9%減少した。


崔惠? herstory@donga.com