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マスクをつけたカカオトークのライアン…「肘挨拶」の現代自ロゴ

マスクをつけたカカオトークのライアン…「肘挨拶」の現代自ロゴ

Posted April. 09, 2020 08:14,   

Updated April. 09, 2020 08:14

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「あれ?ライアンがマスクをつけている」

先月26日から今月5日までカカオトークのアプリケーション(アプリ)をオンにすると、瞬間的に現れる画面(スプラッシュ)に元々出ていた吹き出しロゴの代わりに、マスクをつけたライアンが登場した。カカオは、「社会的距離置き運動キャンペーンに参加するために、カカオトークとポータルなどのサービス画面を一時的に変更した」と明らかにした。

国内での新型コロナウイルス感染症の拡散により、政府が19日までに再度、強力な社会的距離置きの方針を発表すると、情報技術(IT)業界を皮切りに、メインホームページやサービスロゴ、キャラクターを変更するキャンペーンイベントが続いている。

レジャー・宿泊アプリ「ヤノルジャ」は、先月30日からアプリ、ホームページ画面のロゴ「yanolja」で「ya」と「nolja」の間を分かち書きにし、その間に「また今度」というフレーズを入れるキャンペーンを進めている。社会的距離置きの雰囲気に参加して、「また今度遊ぼう」という意味を機転を利かせて表現したのである。メッセンジャーアプリ「ネイトオン」はロゴの青と黄色のシンボルの間隔を広げる方法でデザインを変え、ビジネスメッセンジャー・チャンネルトークも代表アイコンである吹き出しのキャラクターにマスクを被せた姿に変更した。

ポータルも、代表ロゴに間隔を入れるキャンペーンで警戒心の造成に乗り出した。ネイトは、メイン画面の英語ロゴの間隔を通常より離して送り、ダウムは、各文字を対角線に配置後、「みんなと(また)今度会おう!」というフレーズを入れた。ネイバーは、ロゴの真ん中の部分がぼやけるように処理し、両端の文字の下には「社会的距離置き」というフレーズを入れた。

国内ではIT業界が口火を切ったが、これらのロゴ変更キャンペーンは、海外でも続いている。マクドナルドは象徴的な黄色の「M」の間に間隔を入れるロゴを披露し、コカコーラも、ロゴの各文字の間を切り離したバージョンを米ニューヨーク・タイムズスクエアの広告板を通じて公開した。自動車業界でも、現代(ヒョンデ)自やベンツ、アウディ、フォルクスワーゲンなどが各社のロゴシンボルの間隔を広げたデザインをソーシャルメディアに我先に公開して、社会的距離置きのメッセージを伝えた。


郭道英 now@donga.com