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東京五輪のメダルは選手自ら首にかける、コロナ対策でバッハIOC会長

東京五輪のメダルは選手自ら首にかける、コロナ対策でバッハIOC会長

Posted July. 16, 2021 08:23,   

Updated July. 16, 2021 08:23

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東京五輪では、メダリストらが表彰式でメダル授与者からメダルをもらい、メダリスト同士が握手したり励ます合う場面は見れなくなりそうだ。

AP通信などが14日に報じたところによると、日本入りしたトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長が、新種コロナウイルス感染予防でメダルの授賞方式を変えたという

選手が自分の首にメダルをかけることだ。これまではIOCの関係者や種目別世界協会の幹部がメダルを選手の首にかけてきた。バッハ会長は「メダルをトレーの上に載せておけば、選手自ら取って自分の首にかけなければならない」とし、「メダルを載せる人は消毒された手袋を着用するので、選手が取るまでメダルを触る人はいない」と説明した。

表彰式での身体接触も許されない。バッハ会長は、「東京で握手やハグはない」と述べた。表彰式で最も遅く呼ばれる金メダリストは、銀、銅メダル選手と握手をしたり、抱き合った後、1位の表彰台に上がっていた。表彰式の出席者は全員マスクを着用しなければならないため、メダリストらがメダルを噛んでポーズを取るセレモニーも見られない。

バッハ会長はまた、「以前の五輪競技で録音された観衆の歓声を競技場で流せば、選手の競技力向上に役立てるだろう」と伝えた。さらに、選手は競技が終わった後、家族や友人、ファンクラブとオンラインでで会話できるようにした。


兪載泳 elegant@donga.com