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文大統領、「われわれの巡航ミサイルは北朝鮮よりもはるかに速い」

文大統領、「われわれの巡航ミサイルは北朝鮮よりもはるかに速い」

Posted October. 04, 2021 08:28,   

Updated October. 04, 2021 08:28

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領(写真)が、国内技術で独自開発した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功した翌日の先月16日、「巡航ミサイルも成功した。北朝鮮のそれよりも速度がはるかに速いということに意味がある」と話したという。北朝鮮の相次ぐミサイル挑発の中、韓国の軍事力の優位を強調したのだ。

文大統領は16日、参謀陣との会議で、「SLBM成功に隠れて他の戦略兵器の成功の意味が国民に伝えられていないのが残念だ。専門家らが積極的に広報し、国民が自負心と自信を持つようにしてほしい」とし、このように話したと、朴洙賢(パク・スヒョン)大統領国民疎通首席秘書官が2日、フェイスブックを通じて伝えた。

また、文大統領は「昨日の国防科学研究所のミサイル発射実験の成功は大変良かった。済州島(チェジュド)の西の海上を目標にした長距離ミサイルの発射実験だったが、弾着地点の気象悪化で命中の瞬間を鮮明に捉えられず計器盤で確認したことは多少残念だが、成功的だった」と話した。さらに、「空対地ミサイルの発射実験も成功した。韓国が開発中の国産の超音速戦闘機KF21に装着すれば、世界的な兵器体系を備えることになり、輸出にも大いに役立つだろう」とも強調した。

文大統領は先月15日のSLBM発射実験の視察時には、「ミサイル戦力の増強こそ北朝鮮の挑発に対する確実な抑止力だ」と述べた。しかし、文大統領は先月25日、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が南北首脳会談開催の可能性を取り上げた談話を出した後、北朝鮮の挑発には特に言及していない。朴氏は、「『文政府は安保に弱い』というのは偽の政治フレームにすぎない」とし、「文政府の国防費・防衛力改善費の増加を見れば、保守政府より現政府が安保と国防をどれほど重視してきたか分かる」と強調した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com