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エンゼルス大谷が満場一致でア・リーグMVPに、ナ・リーグはフィラデルフィア・ハーパー

エンゼルス大谷が満場一致でア・リーグMVPに、ナ・リーグはフィラデルフィア・ハーパー

Posted November. 20, 2021 08:18,   

Updated November. 20, 2021 08:18

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2021シーズン大リーグ(MLB)で投打兼業で異次元の活躍をした大谷翔平(27=ロサンゼルス・エンゼルス)が満場一致でアメリカンリーグ(ア・リーグ)の最優秀選手(MVP)に選出された。

大谷は19日、全米野球記者協会(BBWAA)が発表したア・リーグMVP投票で1位票(14点)30票を全て獲得し(420点)MVPに選ばれた。2位(9点)29票、3位(8点)1票で269点を得たウラジーミル・ゲレロJr(22=トロント・ブルージェイズ)を大差で抜いた。

ア・リーグでの満場一致のMVPは歴代11人目。ミッキー・マントル(1956年)、ケン・グリフィーJr(1997年)、マイク・トラウト(2014年)ら現前職のレジェンドが満場一致でMVPに選ばれたが、大谷も彼らと肩を並べるようになった。メジャーでは2015年のブライス・ハーパー(当時ワシントン・ナショナルズ)以来6年ぶりの満場一致でのMVPだ。日本人選手では2001年の鈴木イチロー(当時シアトル・マリナーズ)に次ぐ2人目。

大谷は投手として23試合に出て130回と3分を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振を記録した。打者としては打率.257(537打数138安打)、46本塁打、26盗塁、100打点、103得点を記録した。1918年のベーブ・ルース(13勝11本塁打)以来103年ぶりの「二桁勝利および本塁打」記録達成には失敗したが、メジャーリーグ初となる100イニング、100奪三振、100安打、100得点を同時達成した。

ナ・リーグではハーパー(フィラデルフィア)が1位の17票を得るなど計348点を獲得して274点を得たフアン・ソト(ワシントン)を抜いてMVPに輝いた。2015年以降6年ぶりの受賞。今季141試合に出場したハーパーは、打率.309、35本塁打、84打点を記録。メジャー全体で最も多い二塁打(42本)、最も高い長打率(.615)とOPS(出塁率+長打率1.044)を記録するなど、質的に優れた活躍を見せた。


金培中 wanted@donga.com