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F-4E戦闘機が西海上で墜落、パイロット2人は脱出

F-4E戦闘機が西海上で墜落、パイロット2人は脱出

Posted August. 13, 2022 09:28,   

Updated August. 13, 2022 09:28

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飛行中の空軍のF-4E戦闘機が12日、エンジン火災で西海上に墜落する事故が発生した。操縦士2人は非常脱出に成功し、命に別状はない状態だ。

空軍によると、同日午後12時20分頃、F-4E1機が京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)のチョンゴク港の南9キロ地点に墜落した。事故機は午前11時41分頃、水原(スウォン)基地を離陸し、任務遂行後に帰還中だった。空軍は、「操縦士二人はエンジン火災を認知し、民家のない海岸沿いに機首を変えた後、非常脱出した」と明らかにした。

事故機は1979年に導入された代表的な老朽化機種で、現在約20台を運用中だ。空軍はF-4Eを3年もっと運用した後、2024年頃に退役する予定だった。しかし、2000年以降、今回までF-4E6機が墜落する事故が発生し、早期退役させなければならないという声が上がっている。

今年1月には同じ基地で運用されていたF-5E戦闘機が離陸途中に墜落し、操縦士のシム・ジョンミン少佐が殉職する事故があった。導入から36年が経った老朽化機体のエンジン内の燃料導管腐食が事故原因であることが明らかになった。

同日の事故で空軍は偵察および非常待機戦力を除くすべての機種の飛行を中止した。特にF-4E機種は事故原因が解明されるまで飛行を中止する予定だ。また、ユン・ビョンホ空軍参謀次長を委員長とする事故対策委員会を設置し、エンジン欠陥の可能性などを含め事故原因の解明に着手した。


尹相虎 ysh1005@donga.com