「知事を退いても、私は永遠に『韓国の婿』であり、誇りに思う」
18日に退任するラリー・ホーガン米メリーランド州知事(写真)が5日(現地時間)、「米州韓人の日」記念行事でこのように話した。ホーガン氏は、メリーランド州の3期制限規定により、任期満了で退任する。
ホーガン氏は同日、メリーランド州アナポリスの州政府庁舎で行われた記念行事に出席した。1903年1月13日、韓国人102人がサトウキビ農場で働くために米ハワイに到着してから120年になる年を記念する行事だった。ホーガン氏は、「米州移民120年を祝い、韓国人がメリーランドと米社会に多くの肯定的な影響を残したことに感謝する」と述べた。
「韓国の婿」と呼ばれるホーガン氏は、2004年に韓国系のユミ夫人と結婚し、15年にメリーランド州知事に当選した。ユミ夫人は、米史上初の韓国系知事夫人になり、韓国を伝えることに大きな役割を果たした。ホーガン氏は韓国料理を好み、知事官邸にはメリーランド州で唯一キムチ冷蔵庫があるという。ホーガン氏は、「メディアが最も気になることだろう。官邸から引っ越す時、当然キムチ冷蔵庫も持っていく」と話し、笑いを誘った。
ユン・ダビン記者 empty@donga.com