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岸田首相「コロナ、春からインフルエンザのように管理」

岸田首相「コロナ、春からインフルエンザのように管理」

Posted January. 21, 2023 09:54,   

Updated January. 21, 2023 09:54

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日本政府が20日、新型コロナウイルス感染症を季節性インフルエンザのように扱うことで事実上、方針を定めた。早ければ今春から実施の予定だ。

岸田文雄首相は同日、原則として今春、新型コロナウイルスの法的分類を現行の「2類」から「5類」とする方向で検討するよう厚生労働省など関係省庁に指示した。変更時期は厚生労働省が専門家との議論を経て決定するが、早ければ4月の変更が有力視されている。

朝日新聞は、新型コロナウイルスを5類に変更することに伴い、屋内のマスク着用を原則不要にする方向で検討されていると報じた。

日本は、感染症法に基づいて主要な感染症を分類している。「5類」には季節性インフルエンザや風疹などが含まれる。現在、新型コロナウイルスは結核、SARS(重症急性呼吸器症候群)などと同じ2類。2類から5類に変更になると、感染者の把握、隔離措置などが不要になる。

日本は現在もマスク着用は義務ではなく勧告だが、今後さらに緩和された水準で勧告だけ行われ、事実上国民の判断に委ねる方針だ。日本政府は昨年5月、屋外でのマスク着用は原則不要と発表した。国会は、23日に召集される通常国会から、本会議場で登壇する議員らはマスクの着用を不要としている。

ただし、日本では新型コロナウイルス以前から日常的にマスクを着用してきたうえ、マスク着用義務がない今でも屋内外区別なくマスクを着用する人が多い。日本の調査機関マイボイスコムが昨年12月に世論調査した結果、回答者の74.2%が「外出する時、ほぼ常にマスクを着用する」と答えた。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com