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西村や梨泰院など5ヶ所を海外観光客が訪れる「K路地」に

西村や梨泰院など5ヶ所を海外観光客が訪れる「K路地」に

Posted March. 20, 2023 08:38,   

Updated March. 20, 2023 08:38

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ソウルの路地5ヶ所が、世界性と地域性を同時に備えた「グローカル(Global+Local)」商店街として造成される。ソウル市は19日、地域的特色のあるソウルの路地商店街を韓国人と海外観光客までが訪れるソウルを代表する「K路地」に育成すると発表した。

その対象地は、△鍾路区西村(チョンノグ・ソチョン)、△龍山区梨泰院(ヨンサング・イテウォン)、△江北区水遊洞(カンブクグ・スユドン)、△西大門区新村(ソデムング・シンチョン)、△江東区千戸(カンドング・チョンホ)の5ヵ所だ。市は今月中旬から3年間、商店街別に最大15億ウォンを投入する計画だ。市の関係者は、「これまでに路地が持っているアイデンティティは生かしながら、外国人が好むグローバル要素とインフラを追加し、韓国内外の訪問客を増やすことが目標だ」と明らかにした。

商店街別にアプローチの仕方も変える方針だ。梨泰院は、異国的な文化要素をさらに浮き彫りにし、かつての名声の回復に力を入れる計画だ。3次元(3D)のビデオマッピングなどを利用して、知能型デジタル街も造成し、訪問客に新しい見どころを提供する。千戸は、国内唯一の自転車特化通りという点を活用し、世界中から自転車が好きな人が訪れたい路地にすることにした。異色商店が密集しているが、商店間の連帯が足りない西村には、市と商人が共にコンテンツとインフラを作り、賃貸人と商人間の共生を誘導して安定的な営業環境を造成する方針だ。

市は、事業1年目の今年の場合、まず路地商店街に対する消費者認識などを調査し、商店街別の特徴とアイデンティティを正確に分析することにした。来年は、認知度のある小規模自営業者間の協業を積極的に支援し、路地の自生力と競争力を育てる。最後の年は、これまでの事業推進結果を基に、路地商店街別の戦略事業を推進する計画だ。

ソウル市のパク・ジェヨン労働・公正・共生政策官は、「ソウルの魅力と品格を自慢できる路地商店街を作り、地域経済を活性化する代表モデルに発展させる」と話した。


チョン・ヘジン記者 sunrise@donga.com