Go to contents

30・40代の思い出の「スーパーマリオ」が映画で帰ってきた

30・40代の思い出の「スーパーマリオ」が映画で帰ってきた

Posted April. 13, 2023 08:17,   

Updated April. 13, 2023 08:17

한국어

「テテッテ テテッ テッ!」

映画は、聞くだけで郷愁を誘うゲーム音楽から始まる。幼い頃、小さな画面で見ていたマリオを巨大な3次元(3D)のスクリーンで楽しめる映画「スーパーマリオブラザーズ」が26日公開する。幼い頃、スーパーマリオのゲームを楽しんでいたが、今は親になってしまった30~40世代も、ゲームを知らない子供も楽しめる映画だ。

映画の背景は米ニューヨークのブルックリン。配管工兄弟のマリオとルイージは、市内で起きた水難を解決するため下水道に入るが、正体不明の配管に吸い込まれる。ルイージはクッパが治めるダークワールドに、マリオはピーチ姫が治めるキノコ王国に落ちる。ルイージを救出しようとするマリオと、クッパがキノコ王国を侵略するために近づいているという事実を知ったピーチ姫は、手を取り合って冒険に出る。

ストーリーは、皆が予想できるほど単純だが、スーパーマリオのファンなら嬉しい要素でいっぱいだ。マリオはブロックをあちこち飛び越えながら特別訓練を行い、箱を打つと様々なアイテムがあふれ出る。レーシングゲーム「マリオカート」シリーズのレインボーロードで追撃戦も繰り広げられる。ゲームを中途半端に映画化したのではなく、とても力を入れたという印象を与える。

映画は、「ミニオン」シリーズで有名な米国アニメーション製作企業「イルミネーション」が作った。声優たちは、ハリウッドのトップスターたちで埋め尽くされている。マリオは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の3編で18日来韓する俳優クリス・プラットが、クッパはコメディ演技で愛されるジャック・ブラックが担当した。歌手でもあるジャック・ブラックは、劇中のクッパがピーチ姫に向かって歌うセレナーデ「ピーチス」をうまく歌いこなした。ピーチ姫役は、ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で有名なアニャ・テイラー=ジョイが演じた。


崔智善 aurinko@donga.com