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尹大統領、「韓米日安保協力がレベルアップ、先端技術分野に協力拡大」

尹大統領、「韓米日安保協力がレベルアップ、先端技術分野に協力拡大」

Posted May. 24, 2023 08:41,   

Updated May. 24, 2023 08:41

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は23日、主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)など「外交スーパーウィーク」の成果について、「今後、韓米日3ヵ国の北朝鮮の核・ミサイルに対する安全保障協力体制が一段階レベルアップされ、3ヵ国の協力議題も自然に未来先端技術分野に拡大していくだろう」と話した。

尹大統領は同日、生中継された閣議での約17分間の冒頭発言で、「外交スーパーウィークと呼ばれるほど、息つく暇もないハードな日程だったが、それだけやりがいも大きかった」と話した。そして、「今日の国益は単線的に定義することはできない」とし、「グローバルアジェンダに対して総合的かつ立体的な外交を展開しなければならない」と付け加えた。

安全保障問題について尹大統領は、「最も緊急の問題は北朝鮮の核とミサイルの脅威を遮断すること」とし、「(G7と招待国の)全員が核不拡散体制に反する北朝鮮の不法行為を非難した」と明らかにした。韓日関係の回復については、「両国は今や未来へと共に進み、インド太平洋地域の平和と繁栄に向けて協力しなければならない」と強調した。

経済安全保障と先端産業分野で特定国への過度の依存を減らすことができる「多角化」も成果として挙げた。尹大統領は、ドイツのショルツ首相が言及した「脱リスク」を取り上げ、「重要鉱物の保有国であるカナダ、インドネシア、ベトナム、オーストラリアをはじめ、素材・部品・装備の強国である日本、ドイツとの2国間会談で、サプライチェーンをより緊密かつ安定的に構築する契機となった」と評価した。

広島で会った韓国人原爆被害者を韓国に招待する考えも確認した。尹大統領は、「被爆から78年の歳月が流れる間、悲しみを抱いてきた原爆被害者の苦しみを少しでも理解することができた」とし、「韓国人原爆被害者を近く祖国に招待し、慰労の時間を持ちたい」と説明した。


張寬錫 jks@donga.com