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本の億万長者の初の韓国投資先は「補聴器」

本の億万長者の初の韓国投資先は「補聴器」

Posted August. 17, 2023 08:31,   

Updated August. 17, 2023 08:31

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日本ゾゾタウンの創業者、前澤友作氏が、の韓国投資対象として選んだのは韓国の補聴器スタートアップだ。超高齢化社会への進入を控えた韓国のシルバー産業成長の可能性を高く買ったのだ。

16日、投資銀行(IB)業界によると、前澤氏は最近、補聴器メーカーのオリーブユニオンに約50億ウォンを投資した。このほか、日本のベンチャーキャピタル(VC)のビヨンドネクストベンチャーズも投資に参加している。

「日本のイーロン・マスク」と呼ばれる前澤は、バンド活動と同時に、1995年、海外アルバムの通信販売事業を始めた。1998年に正式歌手としてデビュー後、2004年にオンライン衣類メーカー「ゾゾタウン」を設立し、2007年に東京証券取引所に上場させた。2019年、ゾゾタウンの持分の50.1%を約4兆4000億ウォンでヤフージャパンに売却し、新興富豪の列に加わった。2021年12月、米経済誌フォーブスによると、前澤の純資産は約20億ドル(約2兆5100億ウォン)に上る。最近、前澤はKポップグループBIGBANGのトップなどと共に、商業用ロケットスペースXに乗って来年「月旅行」に出ることにし、話題となった。

2016年7月に設立されたオリーブユニオンは、ブルートゥースでスマートフォンと連動する補聴器を製作・販売している。シルバー産業の規模が大きい日本市場に2020年に先に進出し、現在日本補聴器市場で10%のシェアを占めている。韓国国内では医療機器の認証を終え、今年8月から販売に入る。

これに先立って、カメラモジュールや指紋認識など、携帯電話の部品を三星(サムスン)電子に納入しているパトロンが、オリーブユニオンへの投資に乗り出したこともあった。日本に続き、米国市場への進出を狙っているオリーブユニオンは、来年の日本証券市場への上場を目標に、SMBC日興証券を主幹事会社に選んだ。オリーブユニオンのソン・ミョングン代表は、「日本と韓国でシルバー産業の活況を土台に、グローバル進出に拍車をかける」と話した。


イ・ホ記者 number2@donga.com