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ASMLが日本北海道に技術支援拠点を新設へ、日本経済紙報道

ASMLが日本北海道に技術支援拠点を新設へ、日本経済紙報道

Posted September. 28, 2023 09:26,   

Updated September. 28, 2023 09:26

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オランダの世界的な半導体装置企業ASMLが、日本北海道に技術支援拠点を新設する。米国の対中半導体装置の輸出規制など、先端半導体のグローバルサプライチェーンの主導権をめぐって米中競争が激化する中、日本が世界の半導体企業を相次いで引き込んでいる。

26日付の日本経済新聞によると、ASMLは日本の半導体企業ラピダスが工場を建設している北海道千歳市付近に、2024年までに技術支援拠点を建設する予定だ。ラピダスは、トヨタやソニー、ソフトバンクなど日本の大手企業8社が半導体の国産化のために設立した連合会社だ。

ASMLは、北海道技術支援拠点に職員50人を置いてラピダス工場設立を支援し、完成後は極紫外線(EUV)露光装置を提供し、補修および点検に協力する予定だ。先端半導体生産に必要なEUV露光装置は、世界で唯一ASMLが生産する。ASMLは、世界最大のファウンドリ(半導体受託生産)企業である台湾TSMCが工場を新設している日本の熊本にも技術支援拠点を拡張した。

同紙は、「米中の対立で、東アジアの地政学的リスクが高まる中、海外の大企業が日本に相次いで拠点を開いている」と分析した。ASML日本法人の関係者も、「地政学的状況を背景に、日本半導体産業の成長が続くだろう」と伝えた。これに先立って、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7月の北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議で、オランダのマルク・ルッテ首相にASMLの韓国投資を要請した経緯がある。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com