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韓国のタルチュムと日本の剣舞が交流、「壁も崩れますように」

韓国のタルチュムと日本の剣舞が交流、「壁も崩れますように」

Posted October. 23, 2023 08:46,   

Updated October. 23, 2023 08:46

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「両親は、韓国に対して漠然とした悪い認識を持っていましたが、旅行で韓国の人々に会い、文化を体験してみたら、考えが変わったようです」

22日午前11時、ソウル江南区三成洞(カンナムク・サムソンドン)のコエックス。日本の広告会社の韓国支社で働く加藤ひかりさん(25)は、ここで開かれた「韓日交流おまつり」に参加し、「互いのことをよく知らない韓国と日本の人々が会って交流するこのようなイベントがもっと増えてほしい」と話した。

韓日国交正常化40年を記念して2005年に始まった韓日最大の民間交流イベント「韓日交流おまつり」が今年で19回目を迎えた。最近の良好な韓日関係を反映して、イベントには約5万人(主催者推計)が集まった。

韓日少年少女合唱団の公演から始まった同日のイベントでは、朝鮮通信使を扱った日本の劇団の公演や鳳山(ポンサン)仮面舞、岩手県の鬼剣舞など、韓日の歴史と文化をテーマにした公演が行われた。美術を専攻する大学生のオさん(19)は、「文化と歴史は別」とし、「文化交流の機会が増え、両国の間にある見えない壁が少しずつ崩れていけばいい」と話した。

日本のキャラクターの衣装を身に着けて会場を訪れた人もいた。2週間かけて自作した日本アニメ「仮面ライダー」の衣装を着てきたイ・ロウン君(15)は、「日本の仮面ライダー『オタク』と友達になるのが夢」とし、「個人的にも様々な文化に触れ、日本に対する偏見がなくなった」と話した。

同日の舞台では、両国のアイドルの公演が若い世代の注目を集めた。また、両国の企業などが用意した約50の体験・広報ブースが設置され、人気を集めた。ゲームキャラクターのコスプレをして会場を訪れた英語講師のスターレット・タイラーさん(33)は、「今年で4回目となるイベントに参加するため、ワクワクする気持ちで忠清南道(チュンチョンナムド)から朝早く来た」とし、「両国の伝統衣装を着ることができる文化体験が一番楽しかった」と話した。

日本・東京では先月30日から2日間、「日韓交流おまつり」が開かれ、5万6千人以上の市民が会場を訪れた。


チュ・ヒョンウ記者 woojoo@donga.com