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日本、衰退する「パチンコ王国」業界4位も倒産

日本、衰退する「パチンコ王国」業界4位も倒産

Posted November. 01, 2023 08:57,   

Updated November. 01, 2023 08:57

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「パチンコ王国」日本でパチンコ会社が過去最大規模で倒産した。かつて日本の射倖産業の象徴であり、在日コリアンの成功神話を作り出したパチンコ産業が衰退しつつある。

31日、読売新聞などによると、日本のパチンコ業界4位のガイアは、グループ会社合計で1133億円(約1兆195億ウォン)の負債を抱え、前日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。最近では店舗の電気代も払えないほど資金難が深刻だった。

1920年代に初めて日本に登場したパチンコは、第2次世界大戦後の50年代から本格的な成長を見せた。最盛期の95年には、全国の2万以上の店舗で年間3千万人がパチンコを楽しんだ。

しかし、バブル経済が崩壊し、政府の規制で賞金額が下がるなどギャンブル性がなくなり、人々が興味を失い始めた。新型コロナウイルスの感染拡大による打撃も大きく、少子高齢化でパチンコ人口も減少し、業界規模は3分の1以下に縮小した。

パチンコは在日コリアンの歴史とも切り離せない。かつてはパチンコ業界の8割を在日コリアンやその子孫が経営した。光復(日本の植民地支配からの解放)後、差別と蔑視に苦しんだ在日コリアンは、「闇の産業」で日本人が敬遠するパチンコ経営に飛び込み、成功を収めたが、今は昔の話だ。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com