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日本「万博、釜山を支持」、中国「真剣に検討」

日本「万博、釜山を支持」、中国「真剣に検討」

Posted November. 27, 2023 08:11,   

Updated November. 27, 2023 08:11

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日本政府が26日、釜山(プサン)での日中韓外相会議を機に行われた2国間会談で、2030年国際博覧会(万博)の開催地について、釜山を支持する方針を明らかにしたことが分かった。日本が政府レベルで、万博誘致を目指す特定の国に対する明示的な支持を明らかにしたのは初めて。万博開催地は、28日(現地時間)にパリで開かれる博覧会国際事務局(BIE)総会で投票が行われ、決定される。

上川陽子外相は同日午前、朴振(パク・ジン)外相と会談し、このような日本政府の支持の意向を明らかにしたという。岸田文雄首相も、9月にインド・ニューデリーで開催された主要20ヵ国・地域首脳会議(G20サミット)を機に開かれた韓日首脳会談で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に釜山に投票する意向を伝えたという。万博開催地には、釜山とリヤド(サウジアラビア)、ローマ(イタリア)が名乗りを上げている。

当初、日本政府内部では、原油輸入に依存している中東との関係に配慮し、サウジアラビアのリヤドを推す声が強かったという。しかし、元徴用工問題で『第3者弁済』という解決策を講じるなど、「日韓関係改善に尹政権が尽力してきたことを踏まえ、韓国支持を決めた」と、読売新聞が伝えた。

日中韓3ヵ国の外相は同日、日中韓首脳会議の日程と議題を確定するための外相会議を釜山で行った。しかし、首脳会議の開催時期は具体的な合意には至らなかったという。日中韓首脳会議は2019年12月に中国・成都で開かれて以降、4年間行われていない。


コ・ドイェ記者 ユン・ダビン記者 yea@donga.com