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日本の半分にも及ばなかった韓国企業の賃金が20年ぶりに追い越す

日本の半分にも及ばなかった韓国企業の賃金が20年ぶりに追い越す

Posted March. 18, 2024 08:55,   

Updated March. 18, 2024 08:55

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2002年は日本の半分にも及ばなかった韓国企業の月平均賃金が、20年ぶりの2022年は日本を追い越したことが調査の結果わかった。同期間、韓国の大手企業と中小企業間の賃金格差は日本よりさらに激しくなった。

17日、韓国経営者総協会(経総)は、このような内容を盛り込んだ「韓日賃金の現状推移の国際比較と示唆するところ」と題した報告書を公開した。同報告書によると、2022年の韓日両国の10人以上の企業に従事する常用労働者の月賃金は、韓国が399万8000ウォンで日本(379万1000ウォン)を上回り、月20万7000ウォンをさらに受け取った。経総のこの調査で、韓国が日本をリードしたのは今回が初めてだ。2002年は、韓国労働者の月賃金が179万8000ウォンで、日本(385万4000ウォン)の47%の水準に過ぎなかった。20年間、韓国の賃金は122.4%上がったものの、日本はむしろ0.03%(円基準)下がったことで逆転が可能になった。特に、韓国の大企業が大幅に賃金を引き上げたのが決定的な役割を果たした。韓国大企業の賃金は、2002年の228万4000ウォンから2022年は588万4000ウォンへと157.6%上がった。韓国経営者総協会のハ・サンウ経済調査本部長は、「韓国では、大企業と中小企業間の賃金格差が社会的対立を招いている」とし、「高賃金の大企業であるほど、賃金引き上げを自粛しながら、青年働き口の拡大と中小協力会社の経営条件の改善にさらに努力する必要がある」と話した。


金在亨 monami@donga.com