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共に民主党「130~150議席」、国民の力「80~100議席」

共に民主党「130~150議席」、国民の力「80~100議席」

Posted April. 08, 2024 09:10,   

Updated April. 08, 2024 09:10

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4月10日投開票の韓国総選挙の期日前投票率が歴代総選挙の中で最高値(31.28%)を記録した中、与野党はそれぞれ支持層の結集により全国的に接戦区が増えると見ている。全国254の小選挙区のうち、与党「国民の力」は80~100議席を、最大野党「共に民主党」は130~150議席を獲得できると推定している。

東亜(トンア)日報が7日、各党の市・道党及び中央党選挙対策委員会関係者を取材した結果、「国民の力」は、現在までに確実に優勢である選挙区を76ヵ所、接戦優勢区を24ヵ所と見ていた。接戦区のうち、さらに獲得できるところまで合わせると、80~100議席は期待できるという計算だ。「共に民主党」は、公式的には「優勢区は約110ヵ所」という立場を維持しつつ、内部的には接戦優勢区などを含めると、少なくとも約130議席から最大150議席プラスアルファを確保できると見ている。小選挙区の議席数だけで過半数が可能という試算だ。

両党とも期日前投票を機に支持層が結集し、全国的に接戦区が増えたと見ている。「国民の力」の場合、期日前投票直前まで劣勢だった選挙区が接戦に転換し、55ヵ所だった接戦区が60ヵ所以上に増えたと見ている。同党の選挙対策委員会関係者は、「民主党の金俊爀(キム・ジュンヒョク)、梁文錫(ヤン・ムンソク)候補をめぐる論議などで接戦劣勢だった地域が超接戦または接戦優勢の流れになっている」とし、「ソウル漢江(ハンガン)ベルトだけでなく、ソウル郊外地域にも上昇傾向が広がっており、支持率が低迷していた釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)地域でも再び保守支持層が結集していると把握している」と話した。

「共に民主党」も、期日前投票の前まで48ヵ所と推定されていた接戦区が少なくとも54ヵ所に増えたと計算した。同党関係者は、「ソウルの場合、伝統的に保守強勢地域である瑞草(ソチョ)乙が劣勢から接戦に転換したと見ている」と述べた。また、「釜山・蔚山・慶尚南道地域でも劣勢地域内の上昇傾向が顕著になった」とし、「最後の追い上げで、過去の総選挙レベル(小選挙区163議席)以上の成績を期待できる」との認識を示した。

5、6日の2日間行われた期日前投票には、総有権者4428万11人のうち1384万9043人が参加した。期日前投票率は総選挙基準で過去最高の31.28%で、総選挙基準で過去最高だった第21代総選挙の期日前投票率(26.69%)より4.59ポイント高かった。全国単位の選挙の中で最も期日前投票率が高かった前回の大統領選挙(36.93%)より5.65ポイント低かった。


姜聲煇 yolo@donga.com