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政府、ソニー・任天堂・MSと組んで「韓国コンソールゲーム」育成へ

政府、ソニー・任天堂・MSと組んで「韓国コンソールゲーム」育成へ

Posted May. 02, 2024 08:20,   

Updated May. 02, 2024 08:20

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政府は、グローバルコンソールゲーム市場の強者であるソニーや任天堂、マイクロソフト(MS)などと協力し、韓国コンソールゲームの競争力強化に乗り出した。モバイルやオンラインゲームに偏っている韓国内ゲーム産業を多角化し、関連産業規模を拡大しようとする狙いだ。

文化体育観光部は1日、崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官の主宰で開かれた非常経済閣僚会議で、このような内容が盛り込まれた「2024~2028年度のゲーム産業の振興総合計画」を発表した。コンソールゲームは、世界のゲーム市場でモバイルゲーム(44%)に次いで2番目(28%)に大きな割合を占めている。しかし、グローバルコンソール市場における韓国のシェアは1.5%に過ぎない。

これに対し、政府は、世界3大コンソールプラットフォーム会社のソニーや任天堂、MSなどと手を組んで、韓国内有望ゲームの発掘およびオーダーメード型制作などを推進していく計画だ。初期製作段階から成長可能性のある有望ゲーム30個を選び、法律や広報、流通などを担当する運用会社とマッチングし、2年以上支援する方針だ。

実効性の低いゲーム規制は、大幅に緩和する。保護者が、青少年の子供のゲーム時間を制限する「ゲーム時間選択制」(選択的シャットダウン制)を独自の規制に変え、ゲーム会社が独自に運営することになる。eスポーツ産業の育成のため、地域縁故実業チームの設立と韓国型eスポーツリーグシステムも構築していく予定だ。


柳原模 onemore@donga.com