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車の中核技術が中国に流出…「22兆ウォン損失」へ

車の中核技術が中国に流出…「22兆ウォン損失」へ

Posted May. 11, 2007 07:55,   

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現代起亜(ヒョンデ・キア)自動車の精密の中核生産技術を中国に流出した韓国最大規模の産業技術流出法違反者らが検察によって摘発された。

水原(スウォン)地検刑事第4部(金昊銍部長)は10日、現代起亜車の組み立て技術などを中国の自動車メーカー、C社に違法に流出した疑いで、Aコンサルティングの専務・チェ某(58)容疑者とチーム長・ユン某(44)容疑者、現代起亜車の職員・李某(40)、チ某(29)容疑者ら5人を逮捕・起訴し、Aコンサルティング代表の金某(62)容疑者と取締役チョン某(49)容疑者ら4人は在宅起訴した。

検察は、容疑者らの技術流出で、2010年までに現代起亜車が中国の自動車市場だけで4兆7000億ウォン、また中国自動車メーカーの技術力蓄積による市場蚕食で世界市場では22兆3000億ウォンもの売り上げの損失が予測されると明らかにした。

検察によると、現代起亜車の元職員だったチェ容疑者など逮捕されたA社の職員らは、昨年11月から後輩の李容疑者らから、「ソレント」と新車の車組み立てや検査基準に関連した保証システムなど計57件の技術および営業秘密関連資料を電子メールで渡してもらい、うち9件を中国C社に提供して、2億3000万ウォンを受け取った容疑がもたれている。

現代起亜車の生産ラインに勤める李容疑者らは、携帯向け保存装置USBを用いて社内のコンピュータから同情報を取り出した後、電子メールでA社に勤める元職員の先輩らに渡した容疑を受けている。

検察は「被害金額も過去最大だが、2010年まで中国と韓国の自動車技術の格差が3年と予測されていたものが、今回の技術流出のため、1.5年に縮まるものと分析されている」と伝えた。



argus@donga.com