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民主党と統合新党が合併し「統合民主党」を宣言

民主党と統合新党が合併し「統合民主党」を宣言

Posted June. 05, 2007 04:57,   

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民主党と中道改革統合新党が4日に合併を宣言し、本格的な手続きに入った。

民主党の朴相千(パク・サンチョン)、統合新党の金ハンギル代表は同日、国会で新党設立方式の合併を発表し、党名を「中道統合民主党(略称=統合民主党)」と決定した。

反ハンナラ陣営が「ヨルリン・ウリ党—統合新党—民主党」の3党体制から、「ウリ党—統合民主党」の2党体制に再編されたことで、反ハンナラ陣営統合の主導権をめぐる両党間の競争と方法論的論争が一層加熱する見通しだ。

▲「中道改革勢力は集結せよ」〓統合民主党の議席規模は、民主党14席(4日に入党した柳宣浩議員含む)と統合新党20席を合わせた34席で、ウリ党や離党グループの一部議員が追加合流するかが注目される。

両党は同日、各党から6人ずつで構成された合併実務委員会を立ち上げ、15日までに中央選挙管理委員会に合併と統合民主党創設の届けを出し、来月、中央党創党大会を開催する方針だ。

両党は統合宣言文で、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の国民を二分する四分五裂政治を国民統合の政治に変える」と宣言し、「ハンナラ党に国の運命と国民の未来を任せることはできないと考える、すべての中道改革勢力は集結せよ」と訴えた。

統合民主党がいわゆる「非盧新党」を標榜したという点で、民主党と統合新党は、新党登録の前までに、ウリ党の非盧系議員やウリ党を離党した無所属議員、民主党支持が根強い光州市(クァンジュシ)、全羅南道(チョンラナムド)が選挙区のウリ党議員を迎え入れ、「党拡大」を計画している。

民主党と統合新党が15日に中央選挙管理委員会に新党を登録するのも、14日を統合期限と定めたウリ党指導部を圧迫するための措置だと分析される。

▲沈鬱なウリ党〓統合の先手を打たれたウリ党は、沈鬱なムードだった。民主党の朴相千代表の「小統合」の原則に反発し、集団離党の可能性をほのめかした金孝錫(キム・ヒョソク)、李洛淵(イ・ナクヨン)、申仲植(シン・ジュンシク)議員など、民主党「反朴相千系」議員たちがひとまず党に残留したことで、ウリ党指導部が推進している「第3地帯」創設計画は支障を来たすことになった。

そのうえ、鄭大哲(チョン・デチョル)常任顧問、文学振(ムン・ハクチン)議員などの離党派も、「指導部が画期的な案を出さない限り、15日に離党する方針に変わりはない」と圧迫した。

ウリ党指導部は、民主党の朴代表の「特定勢力排除論」が撤回されたのではないことを強調し、所属議員の追加離党の動きを取り締まる一方、統合民主党の創党合意が既得権の守護による「総選用の小統合」だと非難した。

丁世均(チョン・セギュン)議長は最高委員会議で、「合意文の中だけで排除論を削除し、実際に撤回しないなら国民を欺くことで、期待に反することだ」と非難した。

▲「排除論」が伏兵〓統合民主党の進路の最大変数は合併を宣言した後にも、交渉の最大争点だった「特定勢力排除論」をめぐり、両党がそれぞれ別の解釈をしているという点だ。

民主党の朴代表は合併宣言の記者会見直後に記者団に対し、「排除論を撤回したのでは絶対ない」と述べ、「特定勢力排除論」を合併の宣言文に入れなかった理由について、「法的に必ず記載する事項ではない」と説明した。

しかし、統合新党の金ハンギル代表は、「最も明らかなことは、合意文に書いてあり署名した内容だ。合意文に反することは絶対に受け入れることはできない」と述べ、「排除論絶対不可」の方針を再確認した。



jin0619@donga.com