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李大統領「慰安婦問題は人類の価値に反する行為」

李大統領「慰安婦問題は人類の価値に反する行為」

Posted August. 16, 2012 08:40,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は15日、「旧日本軍慰安婦被害者の問題は人類の普遍的価値や正しい歴史に反する行為だ」と話した。李大統領は同日、世宗(セジョン)文化会館で行われた光復節(日本帝国の植民地支配からの独立記念日)67周年記念式典で演説し、「慰安婦問題は両国のレベルを超えて戦時の女性の人権問題として日本政府の責任ある措置を求める」として、このように述べた。これは李大統領の就任後の公式演説で、慰安婦問題に関するものとしては最も強い発言だ。

李大統領は、また「日本は近い隣国で友邦であり、未来を共に開いていくべき重要なパートナーだ」としながらも、「過去史に絡む鎖が韓日両国だけでなく北東アジアの未来に向けた足取りを遅らせている」と指摘した。当初の予想とは違って独島(トクト・日本名竹島)問題には触れなかった。

北朝鮮政策については、「南と北が正常の関係の土台の上に立っていなければならない」とし、「これからは北朝鮮も現実を直視し変化を模索するべき状況に来ているが、われわれはその変化を注意深く見守る」と話した。

さらに李大統領は「政治には任期があるが経済や国民生活には任期がない」と言い、「経済を立て直し国民生活に気を配ることを国政の最優先課題とし、(任期の)最終日まで全力を注ぎ込む」と語った。



ddr@donga.com