小学生に英語を教える「家庭教師ロボット」が登場した。2日、情報通信部(情通部)によると、韓国知能ロボット産業協会は最近、ソウルをはじめ京畿道富川市(キョンギド・ブチョンシ)や城南市(ソンナムシ)、盆唐(プンダン)新都市など首都圏一部のマンション団地を対象に、家庭教師ロボットのテスト事業に入った。
ロボットは、今年12月までの3ヵ月間、小学生を対象に「英語の文章の読み」や「英語の発音の矯正」などの教育を行うことになる。教育サービスと共に天気など、様々な情報を提供する機能も持っている。
協会側はテスト事業期間にロボットを多方面でテストし、見つかった問題点を改善して、来年第4四半期(10〜12月)をめどに家庭に入居して教育を担当する「入居家庭教師型」ロボットを発表する予定だ。
ロボットの1台当たりの販売価格は70〜80万ウォン。値段がそれほど高くない上、ソフトウェアの開発を引き続き進めれば、成人向けの教育も可能だと、協会側は説明している。ロボットの開発には情通部が30億ウォンを越す研究開発費を投入し、協会に所属している10の民間団体が共同で参加した。
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