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大学の授業料、据え置きの雰囲気広がる

Posted January. 05, 2010 09:25,   

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10年度の大学の授業料の決定時期が近付く中、引き上げ率を巡り、各大学側の悩みが深まっている。ほとんどの大学が昨年、授業料の据え置きに踏み切ったものの、今年も経済が回復せず、再度据え置きの雰囲気が高まっているからだ。

昨年11月、早くも据え置きを宣言したソウル女子大学をはじめ、4日現在まで、今年の授業料据え置きを決定した大学は、カトリック大、慶北(キョンブク)大、淑明(スクミョン)女子大、朝鮮(チョソン)大、梨花(イファ)女子大など10大学にも及ばない。国公立大学は、今のところ慶北大だけだが、学校の特性からほとんどが据え置きを選択するしかなさそうだ。

一方、高麗(コリョ)大と延世(ヨンセ)大は、「授業料を据え置きするかどうかを検討している」と慎重な態度を示しており、他の大型私立大学も他の大学の動きを注視しつつ、決定を遅らせている。

こうした中、私立大学は授業料の据え置き、または最低水準の引き上げが避けられないと覚悟はしていながらも、不満をぶつけている。政府が高等教育に対する財政投入は増やさず、2年連続大学の犠牲だけを強いているという主張だ。



foryou@donga.com