初めて純粋な韓国の技術だけで開発されるロケット「韓国型発射機体」(KSLV−Ⅲ)の外形が初めて公開された。09年に二度打ち上げられた羅老(ナロ)号(KSLV−Ⅱ)はロシアとの合作だったが、今回の韓国型発射機体は100%韓国技術だけで作られる。
東亜(トンア)日報が25日、韓国航空宇宙研究院(航宇研)から単独入手した「韓国型発射体の外形および諸元」によると、KSLV−Ⅱは全長が約50メートル。羅老号(33.5メートル)に比べると1.5倍ほど長い。羅老号が2段式ロケット(1段目はロシア、2段目は韓国が製作)であるのに対して3段式ロケットなのが特徴。重量は計200トン。KSLV−Ⅱの中核技術は同研究院が独自で開発している1段ロケット用の75トン級液体エンジンだ。
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